6.流行の仕組み
前回の記事では、ストリートスナップの評価基準について、媒体の編集の都合から考えたことを書きました。
今回は、ストリートスナップされる人とされない人の差を生む流行の理解度についてです。
○日本のストリートファッションにおける流行
流行の理解する目的は、ストリートスナップされるにあたって求められている流行がどんな流行なのか正しく捉えるため、また流行を先読みするためです。
・過去の流行、原則
私はまず日本で過去流行ったファッションについて調べました。
以下は各年代毎のまとめです。
<50年代>
・ロカビリー
・ニュー・ルック
<60年代>
・ヒッピー
・モッズ
・アイビー・ルック
・ミニスカート
<70年代>
・サファリルック
・イッセイ・ミヤケ
・パンク
<80年代>
・竹の子族
・DCブランド
・カラス族
・ケミカルウォッシュ
<90年代>
・グランジ
・ルーズソックス
・裏原
・渋カジ
・スニーカー
<00年代>
・スキニージーンズ
・
<10年代>
ここからわかったことは、
流行には発信源がある
発信源の数は増えている
流行はおおよそ20年周期で繰り返している
流行の多くは外国から入ってくる
流行が
どこ発かで流れは変わる、大きな流れとして、海外コレクション⇒日本ブランド⇒雑誌メディア⇒アパレル関係者⇒美容師⇒多く売りたいセレクトショップオリジナル⇒首都圏の一般層、地方の一般層
・その時点での流行は一つでない、主体によって流行は異なる
・発信源の多様化で、この流れに沿わない流行が増
・ストリートスナップにおける流行は、媒体によって違う
・流行を先読みするには
・自分のおしゃれの定義に合わせて、どこの流行を切り取るか