1.このブログについて

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 今日からブログを始めます。

○自己紹介

初回なので簡単に自己紹介します。

はじめまして、Tといいます。アラサー男です。ブログのタイトルどおり公務員をやっています。

 

電車が1時間に1本しか来ないほどの超田舎の出身で、大学進学を期に上京し、現在も東京に住んでいます。

 

かなり理屈っぽい性格で、何をやるにも理屈第一

学生時代におしゃれに興味を持ってから、どうすれば確実に、早くおしゃれになれるか理屈っぽく考えながらやってきました

 

このブログでは、そんな私が上京してから現在に至るまでにおしゃれについて考えたこと、実践したことについて書きたいと思っています。

○このブログを始めるきっかけ

きっかけは、ある雑誌の企画でした。

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 その企画は、プロのスタイリストの方が街を歩いている人に声をかけ、その人の着ている服を評価し、何点かアイテムを足すことで、そのスタイルをより良くするというもの。

私はその企画に参加させてもらいました。ちなみにその日は、ベージュのトレンチコートを着ていました。

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 評価は次のとおり↓

・身長を考えるとコートの丈はもう少し短い方がバランスが良い。

・靴は白の方が明るく垢抜けた印象になる。

・少しアクセントが足りないから眼鏡をかけると良い。

 

 よくありそうな評価ですが、この評価では「なぜそうなるのか」の根拠にあたる部分が足りていないと感じたため私はこれに納得できず、それぞれ

・なぜ丈が短い方がバランスが良くなるのか。

・なぜ白の方が明るく垢抜けた印象になるのか。

・なぜアクセントが足りないのか、なぜ眼鏡が良いのか。

尋ねました。

しかしこの質問に対する的確な回答はなく、いずれも感覚的な経験則であるとのことでした。

 

私はモヤモヤした気分になったのと同時に、スタイリストのようなプロの方であっても、感覚的にスタイリングしていることに驚きました。私はそのときまで「おしゃれな人はみんな自分なりの考え(理論)を持ってやっているんだろう」と思っていたからです。

 

○おしゃれを考える人は少ない??

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これをきっかけに、一般的なおしゃれの理論について調べることにしました。その結果わかったことは次のとおりです。

 

・そもそもおしゃれの理論と呼べるものは少ない。

・数少ないその理論の中身を見ると、おしゃれの定義がバラバラで感覚的。理論と呼べないものが多い。

・対象を狭く限定して、その対象に当てはまりやすい(当てはまらないことも多い)一般論を理論として扱っているものが多い。

 

「おしゃれ」「理論」、その他関連する言葉で検索すると、スタイリストの方が書いた書籍や記事が挙がりますが、その数は多くありません。その中には、同じ内容のものが複数あったり、関係のないものも含まれています。

いくつかの大型書店にも行きましたが、この手の書籍は数が少なく、著者が同一で同じネタが使い回されていたり限られています。

またそれらの理論の中には、前提となるはずの「おしゃれとは何か」に触れておらず、それが著者や読者の感覚に拠るために理論的な説明になっていないものや、限定された対象に当てはまりやすい結果論を理論として扱ったものもありました。

 

例えば次のようなものです。

・メンズファッションおしゃれのポイントは、ドレスとカジュアルのバランス!ドレス、カジュアルのどちらか一方のみの組み合わせではダサくなる!

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 ⇒ この理論の解説では、「おしゃれ」、「ドレス」、「カジュアル」について定義されておらず、解説文中に「ジャケットはドレス」「ジーンズはカジュアル」といった個々のアイテム毎の説明があるのみでした。

この場合読者は、何がおしゃれで、何がドレスで、何がカジュアルかわからないので、著者と読者の考えが(偶然に)一致しない限り、再現するのは難しいものと思われます。私はこれを理論と呼ぶのには無理があると思いました。

 

・30代OLのおしゃれ、コートに合わせる靴はロングブーツが正解!

⇒ これも同じように「30代OLのおしゃれ」が定義されていませんでした。解説では、複数種のコートとロングブーツから身長別に相性の良い組み合わせを提案していました。これは、一つ目の理論に比べて具体的である分、筆者の考えが読者に伝わりやすく、読者はイメージしやすくなります。

しかしながら、実際の30代OLは多様であり、当てはまらないことも多くあります。沖縄在住の30代OLは、気候的にコートを着てロングブーツを履く機会はほとんどないかもしれません。

また評価者の視点が抜けているため、理論どおりに読者が再現できたとしても、その読者がコートにロングブーツを合わせることをおしゃれだと考えないコミュニティに属している場合、効果は薄いでしょう。沖縄在住の30代OLのコミュニティはそういったものかもしれません。

 

このように、現在おしゃれの理論とされているものの多くは、なんとなく読者の共感を得ることができるものではありますが、当てはまらないケースも多く想定でき、その読者が理論どおり実行したとしても実際におしゃれになれる可能性は低いものだと感じました。

○もしかして私は変わった考え方?

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私がこれまで考え実践してきたのは、上記のようなものと異なり、一人ひとりにとってのおしゃれを定義し、客観的・効率的におしゃれになろうとするものです。

もしかしたら、自分みたいな考え方の人は少ないのかもしれない。 既存の理論とは異なりますが、その分新鮮味のあるものとして受け入れてもらえるのではないかと思い、ブログにまとめることにしました。

 

まだまだ未熟ですが、このブログを読んだ方々がおしゃれをするにあたっての一助になれば幸いです。

その他、ファッションに関するニュースの感想や、その時々の関心事についても書こうと思っています。

 

ではでは、よろしくお願いします。